– 今回の記事は『細井ますみ』が担当しています –
眼鏡でお悩みの方お待ちしております。楽に良く見える快適なメガネをお作りするには、視力測定と装用テストがとても重要です。それは分かりますが、突然、猫が登場した訳は…
当店では、「快適な見え方」を大切にしたメガネのご提供をサービスの柱としていますので、どうしても視力検査・装用テストに時間がかかります。
オートレフ(コンピューター測定器)の他に、移動式の視力表も使用します。乱視用テストレンズやメーカー各社の遠近両用等のテストレンズも数が多いため、器具の移動や各種レンズの取り出し・交換などをもっと素早くスムーズに出来るよう、無駄を省き、もっと時間を短縮できるところはないか再考して検眼室を整理してみました。
結果、従来よりすっきりとした検眼室になりました。
お客様が多くの時間を過ごされる場所ですので、
「少し心が和むような、何かアクセントになるものが欲しいなぁ」
と思い、メガネに関係のある絵を探してみました。
よいモノが見つかりました!
家のキジトラにそっくりです。
■ FOX REPUBLIC さんの子ども用Tシャツです ■
これをTシャツ型のフレームに入れると…
■ 招きメガネ猫として頑張ります ■
ちなみに猫はかなり近視と言われています。
視力は「0.1〜0.3ぐらい」だそうです。
動く物体を視界で認識する能力、「動体視力」はとても優秀で、動いているものなら、小さな虫でも30m先までなら、見つけることが出来ると言われています。
また、夜行性なので、明るいところよりも、暗いところの方が良く見えます。暗闇で猫に遭遇すると、光に反射したように、目が光っています。何故だろうと以前から不思議に思っていました。
暗闇で目が光るのは、猫の目には網膜の下に「タペタム」と言う反射板が付いているからで、猫に限らず、このタペタムは、多くの夜行性動物に備わっています。このタペタムにより、網膜の視神経を刺激しながら入ってきた光を、もう一度反射させて取り込むことで、僅かな光の量を倍にして、暗いところでも鮮明に見えるような仕組みになっています。ただ、そのために近視の傾向にあるのです。
猫の視力が「0.1〜0.3ぐらい」なのは、目のレンズ部分である「水晶体」や「角膜」が発達して、僅かな光でも、なるべく多く取り込もうとしているからです。猫の目は横から見ると、確かにレンズが膨らんでいます。屈折率が強くなり近視なのですね。(ねこちゃんホンポの nami2 さんの記事で勉強させていただきました。)
猫は近視でも、動体視力や聴力、ヒゲの感覚などの総合身体能力が高いので特に困ることもなく、スピーディーにしなやかに行動できます。
猫と違い、人間にはそのような総合身体能力はないので、目の屈折異常「近視・遠視・乱視、老眼」はきちんと矯正することが大切なのは言うまでもありません。
”快適な「見え方」で毎日を過ごす”
メガネ屋の専門知識とアイデアで、またメガネ屋ならではの、お客様の見え方に寄り添うという姿勢で、お手伝いをさせていただきたいと思います。
メガネのこと、見え方でお悩みの方は、是非ご相談ください。お待ちしております。